公明党県本部は8月29日、衆院選に自民党公認で立候補を予定している3区の葉梨康弘氏、4区の梶山弘志氏、7区の永岡桂子氏の推薦を決め、県庁内の記者クラブで記者会見し公表しました。
 これによって、1区の赤城徳彦氏、2区の額賀福志郎氏、6区の丹羽雄哉氏の小選挙区候補を推薦することになりました。
 5区の岡部英明氏については党内での調整がつかず、推薦要請に応えられるよう公示後も検討を続けることになっています。
公明党が推薦決定した茨城県内の小選挙区候補
1区赤城徳彦候補小泉改革への賛同を表明、「郵政民営化ができなくては、これ以外の改革もできない。改革を進めるのか、時計の針を逆回しにするかの選択だ」と訴える。
2区額賀福志郎候補「改革は時代の流れだ」と訴える。橋本内閣の官房副長官時代に改革案づくりに携わっただけに「小泉改革はその延長」との自負も。地元にはあまり戻れないだけに、陣営を引き締める。
3区葉梨康弘候補前回総選挙で自民比例単独で立候補した中山一生候補に対する危機感から、ミニ集会などで郵政民営化法案賛成と構造改革の推進などを訴える。
4区梶山弘志候補郵政民営化法案に反対の立場から賛成に軌道修正し、住民サービスが確保された民営化の実現を強調。地域経済活性化策としての中小企業対策や規制緩和、税制改革などを訴える。
6区丹羽雄哉候補自民の旧堀内派の会長代行として地元入りがままならないが、後援会を軸に組織戦を展開。「社会保障制度の改革が国民的課題」などと訴える。
7区永岡桂子候補「夫の弔いでなく自分の選挙」と、少子高齢化対策や女性の地位向上などを強調。自民県連や夫の後援会、各種団体の支援を受け、ミニ集会などで浸透を図っている。斡旋収賄の刑期を終えた中村喜四郎候補との一騎打ちの様相。