9月15日までに取手市の給食調理施設で、アスベスト(石綿)製の断熱材を使用したガス回転釜などが使用されている事実が、議会文教委員会で明らかになりました。
この事実を受けて井手よしひろ県議は、厨房用調理機器の大手N社に、電話による聴き取りを行いました。その概要は以下の通りです。
この事実を受けて井手よしひろ県議は、厨房用調理機器の大手N社に、電話による聴き取りを行いました。その概要は以下の通りです。
- 昭和62年まで、厨房用の大型調理の中で、ガス回転釜などでアスベスト(白石綿)が断熱材として使用されていた
- アスベストの使用料は数百グラムと少量ではあるが、薄く伸ばされているため使用面積は2平米以上となる
- 断熱材の交換は現場(調理場)では不可能で、アスベストを撤去するためには調理器機自体の交換が必要である
- 通常厨房機器の使用期間は10年程度であるが、給食施設の場合は一般の厨房機器より一日の使用頻度が低いので、20年経った現在でもアスベストを使用した機器が使用されている事例は比較的多いと思われる
- 毒性の低い白石綿を使用しており、飛散の危険性はほとんど無いと思われる