つくばエキスプレスで吸い上げられる茨城の消費者!?
 9月16日、つくばエクスプレスの東京川の拠点である秋葉原に、家電量販大手ヨドバシカメラが日本最大級の店舗で初進出しました。最近は、電化製品よりアニメやゲームに象徴される「オタク文化」、いわゆるA系の街として取りざたされた秋葉原ですが、久しぶりに、巨艦来襲で、再び「家電安売りの街」として集客力を高めそうです。
 17日に旅行用の変圧器を求めに、「ヨドバシAkiba」を訪れてみました。店舗は9階建て、店舗面積3万3000平方メートル。約7割が中核店舗の家電量販店で、そのほかに飲食店やゴルフショップなど47店が入店しています。店内の印象は、各メーカーの寄せ集めと雰囲気で、店舗面積が広いだけに各メーカーごとのレイアウトとなっています。多分販売員の多くも、メーカからの派遣社員や応援社員なのでしょう。目的の旅行用トランスの売り場にたどり着くのに3人もの販売員に聞かなくてはなりませんでした。
 それにしても、開店後初の週末であったためか、人出は尋常ではありませんでした。旧電気街も、秋葉原全体の集客力が増したせいか普段以上に賑わっていました。つくばエクスプレスは、家電品については、茨城から多くの顧客を秋葉原に吸い上げるストロー効果を発揮すると思われます。一番影響を受けるのは、つくば市内のミニ秋葉原と言われた家電専門店街かも知れません。
参考:ヨドバシAkibaのHP