日立市のレクリエーション施設「奥日立きららの里」に10月10日からドッグランがオープンしています。愛犬のリードを外して自由に遊ばせることのできる施設で、県北では初の試み。公共施設内に設けられたのは、県内初となりました。
 ドッグランは、旧わんぱく広場に、木柵で囲んで、大型・中型犬用(約1000平方メートル)と小型犬用(約200平方メートル)の2カ所の施設が開設されました。
 利用者はきららの里の入場料が必要で、小中学生100円、高校生以上310円。月曜日が休場となっています。また、初回の利用時には簡単な利用登録が必要です。
 井手よしひろ県議も、10月22日、このドッグランを愛犬とともに見学。足洗い場や水飲み場も設置され、利便性もはかられ、山の稜線にあるために見晴らしも抜群で、大変気持ちのよい施設となっていました。愛犬家が増えている中、こうした施設が地域の中に誕生したことは、非常にうれしいことです。
 ただいくつかの難点もあり、この機会に指摘しておきたいと思います。
1)利用規程では、ドッグランの中では一人一匹の原則とし、リードをつけて遊ばせることと規定されています。リード外せないドッグランはドッグランと呼べるのか、大いに疑問が残ります。
2)糞を始末する専用のゴミ箱などが設置されていません。飼い主が持ち帰るのが原則ですが、入場料を徴収するドッグランでは、専用のトラッシュボックスがあるのが普通です。
3)せっかく足洗い場も設置されているのですが、道路から足洗い場に行くまでが未舗装のため、足を洗ってもまた汚れてしまいます。道路からのアプローチも雨の後などは滑りやすく危険です。簡易舗装の必要があると思われます。
(写真上:愛犬とともにドッグランを見学する井手よしひろ県議、写真下:足洗い場と水飲み場)
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