霞ヶ浦浄水場の新築改修に200億円投入
井手よしひろ県議らが所属する保健福祉委員会は、10月28日、県南地域の調査を行い、県南広域水道の霞ヶ浦浄水場を訪れました。
県南広域水道では、施設の老朽化に伴い、霞ヶ浦浄水場の大規模改修を進めています。現在の浄水場に隣接する土地・42,000M2を買収し、沈殿地・濾過池・浄水池・配水池などを新たに建設するものです。現状の管理本館や変電施設の耐震化工事も行います。総事業費は200億円に上る大きな事業となります。
霞ヶ浦浄水場は、土浦市・つくば市・美浦村・阿見町・竜ヶ崎市・取手市・牛久市の32万人あまりに水道水を供給しています。給水を開始してすでに30年以上がすぎ、施設の老朽化が進んでいます。また、霞ヶ浦の水質変化により、浄水能力の低下も著しい状況です。特に、電気系統の老朽化が顕著で、平成13年から16年の3年間で、185件の傷害・事故が発生しています。また、現状の沈殿池は、旧式の高速凝集沈殿地であることから、処理能力の高い傾斜板沈殿地への行こうが必要でです。地震対策も不可欠で、抜本的な耐震化を行うことは新築以外できないのが現実です。
こうした理由で、平成16年度から設計・調査を開始し、23年度の完成を目指した全面改修が行われることになりました。
事業費の200億円は、95億円は内部留保金で、残り105億円は起債(借入)を行い調達します。
「多額の投資で水道料金の値上げを行う必要が出てくるのでは」との井手県議の質問に、県企業局幹部は「内部留保金の活用や原水調達負担の軽減などで水道料金の値上げは行わない」と、回答しました。
(写真上:旧式となった沈殿池を視察する保健福祉委員会のメンバー、写真下:昭和40年代の計器が並ぶ中央制御室で撮影)
参考:茨城県企業局県南広域水道
井手よしひろ県議らが所属する保健福祉委員会は、10月28日、県南地域の調査を行い、県南広域水道の霞ヶ浦浄水場を訪れました。
県南広域水道では、施設の老朽化に伴い、霞ヶ浦浄水場の大規模改修を進めています。現在の浄水場に隣接する土地・42,000M2を買収し、沈殿地・濾過池・浄水池・配水池などを新たに建設するものです。現状の管理本館や変電施設の耐震化工事も行います。総事業費は200億円に上る大きな事業となります。
霞ヶ浦浄水場は、土浦市・つくば市・美浦村・阿見町・竜ヶ崎市・取手市・牛久市の32万人あまりに水道水を供給しています。給水を開始してすでに30年以上がすぎ、施設の老朽化が進んでいます。また、霞ヶ浦の水質変化により、浄水能力の低下も著しい状況です。特に、電気系統の老朽化が顕著で、平成13年から16年の3年間で、185件の傷害・事故が発生しています。また、現状の沈殿池は、旧式の高速凝集沈殿地であることから、処理能力の高い傾斜板沈殿地への行こうが必要でです。地震対策も不可欠で、抜本的な耐震化を行うことは新築以外できないのが現実です。
こうした理由で、平成16年度から設計・調査を開始し、23年度の完成を目指した全面改修が行われることになりました。
事業費の200億円は、95億円は内部留保金で、残り105億円は起債(借入)を行い調達します。
「多額の投資で水道料金の値上げを行う必要が出てくるのでは」との井手県議の質問に、県企業局幹部は「内部留保金の活用や原水調達負担の軽減などで水道料金の値上げは行わない」と、回答しました。
(写真上:旧式となった沈殿池を視察する保健福祉委員会のメンバー、写真下:昭和40年代の計器が並ぶ中央制御室で撮影)
参考:茨城県企業局県南広域水道