12月13日に行われた県議会予算決算特別委員会での井手よしひろ県議の総括質疑の模様が、新聞各紙に紹介されました。
県議会記者席から
茨城新聞(2005/12/14付け)
●近ごろ流行の映画『オールウェイズ・三丁目の夕日』の人気の背景は、昭和時代の地域の人と人のつながり」。
井手義弘氏(公明)は人気映画を引き合いに地域コミュニティー再生の大切さを強調。広島、栃木両県で相次いだ女児殺人事件を機に、子どもたちの安全を守るための地域力活用を訴えた。
 「住民の不安が高まっており、急を要する問題。予備費を使って推進を」という井手氏に対し、橋本知事は「地域再生を目指す『ご近所の底力再生事業』で来年度の重点項目にしたい」と答弁。予備費の活用についてはいまひとつの歯切れだったが、熱意は十分伝わった。
自警団組織化支援へ・女児殺害受け知事表明
読売新聞(YOMIURI ONLINE 2005/12/14)
 常陸大宮市で有希ちゃんが殺害されて見つかった事件を受け、橋本知事は12月13日、県内で自警団活動が行われていない地域で、活動団体を組織する支援を、来年度予算で実施する考えを表明した。県議会予算決算特別委員会で井手義弘議員(公明)の質問に答えた。
 知事は「地域コミュニティーやNPO(非営利組織)などの力を活用して、子供を見守る防犯活動が、県内全域で展開されることが非常に重要だ」とした上で、「自警団などによる防犯活動があまり行われていない地域で、モデル的な活動団体を作ってもらうことで、全県下に子供を守る自主的活動が広がっていけばありがたい」と述べた。