城里町で議会解散の是非を問う住民投票実施
2月12日、町議会解散の是非を問う城里町の住民投票が行われ、投票総数の約7割の賛成で議会解散が決まりました。有権者数は1万8626人。投票総数9566人(投票率51.36%)。賛成が8,111票。反対が1,305票と、実に86.14%という絶対多数での議会解散となりました。
住民投票は在任特例で増加した議員数に対し、住民団体が町の財政難から削減を求めて行われました。在任特定が争点となった住民投票は県内で初めてで、この投票結果は、同じような在任特例を疑問視する声が上がっている常陸大宮市や桜川市などの動きに大きな影響を与えると思われます。
投票の結果、賛成が過半数となったため議会は即日解散されました。40日以内に定数18で出直し選挙が行われます。
城里町は、常北、桂、七会の三町村が合併して2005年2月に誕生しました。城里町は、在任特例を採用し、3町村全議員42人(1人辞職)が在籍しています。
署名運動を推進した住民団体は、厳しい財政事情を考慮し、経費削減の目的も含め解散を要求。昨年12月21日、町選管に対して、有権者数の3分の1を超える7012人分の署名数を添え、本請求していました。本請求前から同団体は、折り込みチラシを通じ、議会に対し自主解散を求めたり、「町は人件費だけで赤字財政となる」、「議員定数を一年早く実現させれば、約1億1500万円の人件費削減になる」などと指摘。町民に解散の必要性を訴えていました。
これに対し議会多数派は、折込チラシを通じ、「在任特例は合併協の中で協議の末に決定した。旧町村議員が新議員として在任し、スムーズな町政運営を実現させるため」と再度強調していました。さらに、「18度予算編成の最終段階の中、議会に空白を生む解散は町民へ大きなマイナスとなる」とし、解散反対への協力を求めていました。
公明党の桐原健一副支部長(元町議)らは、議会解散のリコール署名が3分の1を超えた時点で民意は早期解散にあるとして、積極的に議会解散賛成の立場をとってきました。
2月13日、城里町の選挙管理委員会が開催され、出直し町議会議員選挙の日程が決まりました。
2月12日、町議会解散の是非を問う城里町の住民投票が行われ、投票総数の約7割の賛成で議会解散が決まりました。有権者数は1万8626人。投票総数9566人(投票率51.36%)。賛成が8,111票。反対が1,305票と、実に86.14%という絶対多数での議会解散となりました。
最終報告 20時35分確定 | 割合 | ||
有効投票 | 賛 成 | 8,111 | 86.14% |
反 対 | 1,305 | 13.86% | |
計 | 9,416 | ||
無効投票 | 無効票 | 150 | |
投票総数(投票率) | 9,566 | 51.36% | |
有権者数 | 18,626 |
住民投票は在任特例で増加した議員数に対し、住民団体が町の財政難から削減を求めて行われました。在任特定が争点となった住民投票は県内で初めてで、この投票結果は、同じような在任特例を疑問視する声が上がっている常陸大宮市や桜川市などの動きに大きな影響を与えると思われます。
投票の結果、賛成が過半数となったため議会は即日解散されました。40日以内に定数18で出直し選挙が行われます。
城里町は、常北、桂、七会の三町村が合併して2005年2月に誕生しました。城里町は、在任特例を採用し、3町村全議員42人(1人辞職)が在籍しています。
署名運動を推進した住民団体は、厳しい財政事情を考慮し、経費削減の目的も含め解散を要求。昨年12月21日、町選管に対して、有権者数の3分の1を超える7012人分の署名数を添え、本請求していました。本請求前から同団体は、折り込みチラシを通じ、議会に対し自主解散を求めたり、「町は人件費だけで赤字財政となる」、「議員定数を一年早く実現させれば、約1億1500万円の人件費削減になる」などと指摘。町民に解散の必要性を訴えていました。
これに対し議会多数派は、折込チラシを通じ、「在任特例は合併協の中で協議の末に決定した。旧町村議員が新議員として在任し、スムーズな町政運営を実現させるため」と再度強調していました。さらに、「18度予算編成の最終段階の中、議会に空白を生む解散は町民へ大きなマイナスとなる」とし、解散反対への協力を求めていました。
公明党の桐原健一副支部長(元町議)らは、議会解散のリコール署名が3分の1を超えた時点で民意は早期解散にあるとして、積極的に議会解散賛成の立場をとってきました。
2月13日、城里町の選挙管理委員会が開催され、出直し町議会議員選挙の日程が決まりました。
告示 :3月 7日(火)
投票日:3月12日(日)
投票日:3月12日(日)