2月20日、土浦市に新治村が編入合併し、新「土浦市」がスタートしました。人口は約14万4000人で県内6番目。面積は約114平方キロで県内24番目の規模となりました。
 土浦市と新治村の合併協議は2004年4月にスタート。13回の協議を重ね、05年2月に合併協定に調印されました。本庁舎は土浦市役所、旧新治村役場は新治庁舎となり、教育、農業各委員会事務局とスピード対応室分室、総合窓口が設置されました。教育、農業委員会が移転した高津庁舎には、本庁舎から産業部が移転しました。
 市議会の議員定数は32ですが、合併特例が適用され、土浦市32人、新治村14人の合計46人の議員が、2007年4月30日まで、そのまま務めることになりました。
 新市建設計画には合併特例債165億円を投入して、市営斎場と公民館の改築、新図書館と新治総合運動公園の整備、道路新設改良、新庁舎建設事業を推進する予定です。
 20日午前、土浦市民会館で行われた合併記念式典で、中川清・土浦市長は「地方分権で地方自治体の役割は大きくなっている。14万4000人の市民の夢、希望を実現できる、やすらぎと活力のあるまちづくりを進めていく」と話しました。完賀浩光旧新治村長は「活力あるまちづくりには行財政基盤の整備は重要で、合併は避けて通れない。土浦、新治のそれぞれの地域の持つ自然、文化を生かし、市民参加による発展を目指す」としました。(式典での話しは、朝日新聞2006/2/21付けの記事より引用)
参考:土浦市の公式ホームページ