香川県庁 「踊る大捜査線」シリーズの織田裕二主演の話題作・「県庁の星」を、レイトショーで鑑賞してきました。
 先のブログ「織田裕二主演「県庁の星」、茨城県庁で撮影」でも紹介した通り、いばらきフィルムコミッションの協力で、茨城県庁でもロケが行われた映画です。主要なロケ先は、香川県庁のようですが、悪しき権力の象徴のような描き方で、立派すぎる県庁舎も考え物だと実感しました。
 主人公・野村聡は、県庁のエリート職員で、「政治は人の上に人を作り、人の下に人を作る」を信条とする鼻持ちならない公務員として描き始められます。そんな彼が、半年間民間企業で研修することになります。そして、その研修先のスーパーで、様々な出来事に遭遇します。そして、民間企業での体験をもとに、「予算は使い切るもの」「『前向きに検討する』とは『やらないと同じ』」など、悪しき役人魂に染まった一人の人間が、意識改革を行い、本当の意味での県庁の"星"となっていく物語です。
大一電化社のホームページよりご提供いただきました この映画で重要な役割を果たすのがエスプレッソマシーン。この豪華なエスプレッソマシンは「ベル・エポック」と呼ばれ、銀色に輝く美しいイタリア製のハンドメイドマシンです。県庁の職員休憩所に設置された不釣合いなベル・エポックが、ラストシーンで県庁改革の成果を象徴的に語っています。(ベル・エポックの写真は大一電化社のホームページよりご提供いただきました)
 織田、柴咲の好演はもちろん、石坂浩二の悪役議長役もハマッています。公務員必見の映画かもしれません。
参考:「県庁の星」オフィシャルサイト