4月28日、日立市と利根コカ・コーラボトリング社(千葉県野田市)と「災害時における救援物資の提供協定」を結び、日立市役所で関係者らが出席して協定書を取り交わしました。
 協定には、災害時の場合に同市に対して飲料水などの優先的な手配や情報提供・災害対応型自販機内の商品無料配布などが、盛り込まれています。
参考写真 防災拠点施設として本庁や多賀、日高、十王などの支所に情報提供・災害対応型自販機が設置されました。
 情報提供・災害対応型自販機は、フリーベンド機能及びポケットベル内蔵LED表示板のついた自動販売機のことで、災害時には自販機内の商品を無料で提供することが出来るほか、メッセージボード(電光掲示板)で災害情報を表示することが出来ます。
 フリーベンド機能とは、パソコン通信を使用したリモート操作(遠隔地操作)により、お金を入れなくても自動販売機の商品を取り出すことの出来る機能です。また、クイックキャスト(ポケットベル)を自動販売機内に内蔵することにより、着信した情報をLED表示板(電光表示板)にて表示することが出来ます。災害時には、その情報を刻一刻提供することができます。
(写真は十王支所に設置された情報提供・災害対応型自販機)