鈴木三男容疑者 5月21日、かすみがうら市の現職市長・鈴木三男容疑者が、公共工事の指名競争入札をめぐる汚職事件で逮捕されるという不祥事が発生しました。鈴木市長は旧千代田村職員で、1985年3月の村議会で助役に選任される際、村議らに選任議案に同意してもらうよう依頼。その見返りに現金を贈ったとして86年に贈賄容疑で逮捕され、87年に水戸地裁で有罪判決を受けた経歴があります。
 調べによると、鈴木市長は2005年11月ごろ、かすみがうら市下稲吉の建設会社「新井建設」社長新井貴弘容疑者から、指名競争入札の指名を受けたり、受注が有利になるよう便宜を図ったりする見返りに、現金約50万円を受け取った疑いが持たれています。
(写真はかすみがうら市の市報より転載しました)
参考:かすみがうら市のホームページ
 茨城県では、毎年のように現職の首長が汚職事件で検挙されています。最近5年間でも、協和町長、石岡市長、下妻市長、茎崎町長、結城市長、八郷町長、常北町長の7名が逮捕されています。市町村における入札制度の抜本的な改革が強く望まれるところです。
【茨城県内の首長の逮捕】
朝日新聞2006/5/22付けより引用・市町村名、氏名、肩書はいずれも当時)
2001年10月協和町長 町発注の公共工事で業者から現金100万円の収賄容疑
2002年1月石岡市長 同市と玉里村でつくる広域事務組合の発注工事の予定価格を事前に漏らした競売入札妨害容疑(東京地検特捜部)
2002年2月下妻市長 市発注の図書館建設工事で入札予定価格を事前に漏らした競売入札妨害容疑。同工事の受注業者から834万円の加重収賄容疑(東京地検特捜部)
2002年10月茎崎町長 町発注の公共工事で業者から現金100万円の収賄容疑
2003年7月結城市長 市発注の公共工事で業者から現金100万円の収賄容疑
2004年2月八郷町長 町発注の道路舗装工事で業者から現金100万円の収賄容疑
2004年12月常北町長 町発注の公共工事で業者から現金約50万円の収賄容疑