6月9日、つくばエクスプレス(TX)を運行する首都圏新都市鉄道は、2005年度の決算を公表しました。輸送人員は、開業初年度の目標一日当たり13万5000人を上回り、約15万人に達しました。営業収益は90億円の予想に対して140億円となり、鉄道施設の減価償却計上前の経常損益は、40億円の赤字想定に対して57億円の黒字になりました。減価償却費は100億が巨額であるため、当期純損益は48億円の赤字となりました。
昨年度は、昨年8月24日の開業から220日間の営業日数で、約3469万人の輸送人員になり、一日当たり15万7600人回りが利用したことになります。定期券利用者は1853万人で、全体の53%が定期利用客でした。
好調に推移している輸送人員ですが、開業5年後の2010年度には、 一日当たり27万人の輸送人員を見込んでおり、沿線整備をはじめ、観光客の誘致など総合的な対策が必要です。さらに、つくば〜守谷間の上り電車は、朝のラッシュ時にはすでに満員の状態であり、増発に対する要望が地元から出ています。
減価償却費が大きいために最終損益で黒字化するのは、開業40年以内が目標となっています。
また、TXの総建設費は当初1兆500億円が見込まれていましたが、8300億円程度に縮減されました。軽減された費用を基に、秋葉原駅から東京駅に直結する構想も浮上しています。
昨年度は、昨年8月24日の開業から220日間の営業日数で、約3469万人の輸送人員になり、一日当たり15万7600人回りが利用したことになります。定期券利用者は1853万人で、全体の53%が定期利用客でした。
好調に推移している輸送人員ですが、開業5年後の2010年度には、 一日当たり27万人の輸送人員を見込んでおり、沿線整備をはじめ、観光客の誘致など総合的な対策が必要です。さらに、つくば〜守谷間の上り電車は、朝のラッシュ時にはすでに満員の状態であり、増発に対する要望が地元から出ています。
減価償却費が大きいために最終損益で黒字化するのは、開業40年以内が目標となっています。
また、TXの総建設費は当初1兆500億円が見込まれていましたが、8300億円程度に縮減されました。軽減された費用を基に、秋葉原駅から東京駅に直結する構想も浮上しています。