記者会見の模様 昨日決定した県議会議員選挙の追加公認に関して、県庁記者クラブで記者会見を行いました。この会見には、井手よしひろ県議をはじめ、つくば市選挙区で公認が決定した田村けい子さん、県本部代表の石井啓一衆院議員、櫻井県本部事務長の4名が出席しました。
 予定候補の田村さんは、「被爆二世として、長崎の心、平和を願う心を伝えつつ、人間が人間らしく平和に生きられる社会を築いていきたい」と立候補の抱負を語りました。
[県議選]公明、つくば市区擁立
新人の田村氏 20年ぶり4議席目指す

茨城新聞・クリックすると大きな画像にリンクします茨城新聞(2006/6/24一面)
 今年12月の県議選で、公明党県本部(石井啓一代表)は6月23日、同党の4人目の公認候補者として、同本部女性局次長で新人の田村佳子(52)がつくば市選挙区(定数4)から立候補することを明らかにした。田村民らと県庁内で会見した石井代表は「念願の県議会4議席目への拙戦。必勝を期して戦いたい」と、同党としてほぼ20年ぶりの4議席確保へ抱負を語った。
 田村氏は長崎市出身でつくば市在住。1968年に神戸市外語大卒後、アパレル商社勤務、フリーのマーケティングプランナーなどを務めた。93年、夫の転勤に伴ってつくば市に転居。05年から同市社会教育指導員を務めてきた。
 党公認は22日の中央幹事会で決定。県議選で同党が女性候補を擁立するのは初めて。田村氏は「母が長崎の被爆者で、悲劇を二度と起こしてはいけないと思いながら生きてきた。平和と人々の幸福のため頑張りたい」と、決意を語った。
 公明党は既に現職の足立寛作(土浦市区)、鈴木孝治(水戸市区)、井手義弘(日立市区)の三氏を公認。同党は75〜87年の間、これら3選挙区に加え旧鹿島郡区でも1議席を有していた。
 今県議選へ向け、同党県本部は市町村合併を受けた選挙区・定数論議をにらみながら4人目候補を模索、先の第二回定例会でつくば市区の定数1増が決まったことから、「女性議員を求める声」(井手氏)も勘案し、同区での田村氏擁立に踏み切った。