県内で5カ所目、すでに署名収集人476人を確保
 地元常陽新聞の報道によると、合併の在任特例で肥大化した議会の解散を求める署名運動が、笠間市でもスタートすることが確実となりました。議会解散を求める署名運動は、城里町、常陸太田市、常陸大宮町、桜川市に続き、県内5カ所目となります。
 笠間市の住民団体は、署名の収集にあたる署名収集人を募集していましたが、7月10日までに476人が集まったとされています。
 笠間市は、今年3月19日、旧笠間市、友部町、岩間町が合併して誕生しました。新市議会は在任特例を採用し、3市町の計53議員が2008年3月18日までそのまま在任しています。その後の議員定数は30となリます。
 市民団体は「議会を解散し、議員定数を削減できれば2億数千万円の税金が節約できる」(常陽新聞の記事より引用)として、議会リコール署名の準備を進めてきました。議会解散に加え、合併協議で法定数30とした議員定数を26への削減も目指す方針です。
 笠間市の6月2日現在の有権者数は6万6186人で、3分の1の2万2062人以上の署名を集めれば住民投票が行われます。住民投票で投票総数の過半数が解散に賛成すれば、市議会は即日解散されます。