県南地域では42.8%、県北は30.1%
 平成18年度版の県政世論調査の結果が発表されました。この調査は県政に対する県民の関心や意見をとらえ、必要な基礎資料を得る目的で、1968年から毎年実施しされ、今回が38回目となります。今年の調査項目は生活意識や男女共同参画社会、県政への要望など14項目52問で、20歳以上の男女を対象に個別面接方式で実施し、1111人(回収率74.1%)から回答を得ました。
 今回の世論調査の項目に、「インターネットを週に何回使うか」を問う設問がありました。インターネットの利用頻度としては、「週に5日以上利用している」が17.8%と1割台半ばを超え、「週に1〜4日程度利用している」(18.0%)と合わせると、「週に1日以上利用している」人は、35.8%と3割台半ばを超えています。一方、「まったく利用していない」(46.4%)も4割台半ばを超えています。

 地域別にみると、「週に1日以上利用している」割合に地域差が顕著にみられます。県北が30.1%、県央34.2%、鹿行30.9%、県南42.8%、県西33.9%と、最も利用率が高い県南地域と県北地域の差は、12.7%にも達しています。
 一方、「まったく利用していない」は、鹿行54.4%、県北と県央(ともに51.1%)で5割を超えています。
 インターネットの利用にも南北格差が生じてきているようで、興味深い数字です。
参考:茨城県の県政世論調査(平成18年9月実施)