1月23日、東京都内で井手よしひろ県議らは、加藤しゅういち参議院議員から最近の環境問題についてヒアリングを受け、意見交換を行いました。
 加藤しゅういち参議院議員は、学術博士(Ph.D.)を持つ地球環境科学の専門家。地球温暖化対策、ダイオキシン対策、環境ホルモン対策などの分野で、公明党のみならず日本の国会議員のオピニオンリーダーとして活躍しています。
加藤しゅういち参議院議員と元アメリカ副大統領アル・ゴア氏 加藤しゅういち議員は、「地球環境国際議員連盟(GLOBE)」の事務総長であり、GLOBEの創設者が元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏です。
 加藤しゅういち議員は、ゴア氏の地球温暖化防止への戦いを克明に記録したドキュメンタリー映画「不都合な真実」ならびにランダムハウス講談社の「不都合な真実」について、その内容を紹介しました。
 また、IPCCの最新の報告などについても触れ、地球温暖化のスピードは、今までの予測を超えて進んでいる事実を指摘しました。
地球温暖化防止対策を求める署名を計画
 こうした状況を踏まえて、茨城県では、新たな法整備などを求める要望活動を検討することになりました。具体的には、1.頻発する集中豪雨等による災害に強い社会基盤の構築、2.集中豪雨や竜巻等の局地予報体制の充実のため、ドップラーレーダーを計画的な配備。3.学校施設や事業所等の緑化推進。4.バイオマスや自然エネルギーの積極的利用。5.環境配慮契約法の制定。などの5項目を安倍総理大臣に要望する内容となっています。
 特に、環境配慮契約法については、その早期の成立が望まれており、平成19年の通常国会にも議員提案で提出されることになっています。政府の物品やサービス購入にあたって、ただ単に価格が安いかどうかだけでなく、省エネ、温室効果ガス排出量なども総合的に評価することを義務付ける画期的な法案です。
 今後、地元議員とも相談し、2月中旬にも要望署名を開始する計画となりました。署名要望の原案を掲載いたしましたので、ご意見・ご要望などをお寄せ下さい。
(加藤しゅういち参議院議員と元アメリカ副大統領アル・ゴア氏:加藤しゅういち事務所提供)