参考写真 2月26日、井手よしひろ県議とたての清道市議は、老朽化して崩壊が懸念される旅館の解体撤去について、近隣住民との意見交換を行いました。
 この建物は、モルタル(一部木造)造り2階建て、昭和30年代は地域でも有名な旅館で、太平洋に面しているため、多くの観光客に親しまれました。しかし、経営者が多角化した事業に失敗して失踪。主人がいないまま、放置され老朽化が目立っています。
 昨年秋、近隣住民はこぞってこの建物の撤去を求めて、日立市に要望書を提出しました。日立市では、現在の所有者の特定などを行っていました。その調査の結果、現在は所有者が死亡し、その相続人も相続権を放棄したため、県外の金融機関が所有していることが判明しました。今後、近隣住民に危険が及ばぬよう、所有者に一刻も早く撤去するよう、申し入れることになりました。