日立市内を流れる大沼川は、国道6号線より下流部において溢水が発生しており、地域住民から早期の抜本的な対策を求める声が上がっています。こうした要望に応えて、県高萩土木事務所では、応急的な河川改修の計画を早急に立てることになり、3月上旬から中旬にかけて、大沼川の実地測量(延長620m)と地質調査(ボーリング調査2箇所、その他の調査2箇所)を行うことになりました。
 大沼川の改修に関しては、地元住民らの代表がつくる「大沼川を守る会」が、積極的な要望活動を繰り返してきました。現在、下流川の海端団地内では、分水トンネル工事が進んでおり、来年には完成する予定です。
 大沼川を守る会では、この海端団地内の工事が完了し次第、大沼団地内での抜本的な改修工事の実施を強く求めています。
参考写真