鹿島鉄道キハ430型 鹿島鉄道(石岡〜鉾田:27.2キロ)は3月31日、1924(大正13)年に鹿島参宮鉄道として開業して以来、83年の歴史に終止符を打ちます。利用客の減少に歯止めがかからず、昨年12月に廃線が決定。
 うららかな春の日差しとはうらはらに、最後の日までのカウントダウンが進んでいます。
 写真のキハ430形は昭和47年に廃止された加越能鉄道加越線から昭和48年3月に関東鉄道に譲渡された車輌で、昭和32年11月に東急車輛で製造された車輌で、人間で言えば50歳の大台目前の車両です。グリーンと朱色の派手やかな車体が、菜花の黄色とすばらしいハーモニーを奏でていました。
(2007/3/29pm4:00頃、坂戸駅近くで撮影)