県ホームページのへのアクセス増加、電子申請・届出は低調
平成19年度の「茨城県IT戦略会議」が、5月22日開催されました。
昨年度、県は2006〜10年を計画年度とした新県IT戦略推進指針とアクションプランを策定しました。新指針とアクションプラン初年度となった06年度は、県北地域活性化に向けた「いばらきさとやま生活」ポータルサイト、県民の科学技術に対する関心を高める「いばらきバーチャル科学博物館」など、新しいホームページを立ち上げた結果、県行政関連ホームページの年間総アクセス件数が5290万件を超し、5057万件に達し目標をクリアしました。しかし、インターネットを通じて行う電子申請・届け出可能率は23.3%で、2010年度の目標値である80.7%に対し、進捗率12%と利用が進んでいない現状が明らかになりました。
この電子申請・届け出の利用普及問題では、スポーツ施設の利用予約など、簡単な事務手続きの面では利用が大きく進んでいる点を強調される一方、個人認証が必要となる届け出などでは手続きが煩雑となり、利用や普及が伸び悩む一因となっていることが指摘されました。今後、どう簡素化を図るか検討し、さまざまな手続きへの汎用化なども含め、改善策を模索することになりました。
また、業務の効率化や運用経費の削減などを目指して、情報システムを最適化させるため、大型コンピューターから小型コンピューターへのシフトが加速されます。また、各情報システムの見直しなどを進める県行政情報システム全体最適化計画で県が今年度取り組む共通基盤の設定について、県職員の意思統一と取組みに向かって共通認識の重要性を指摘する声が上がりました。
平成18年度の新県IT戦略推進指針とアクションプランの進捗状況
参考:平成18年度茨城県IT施策の推進状況報告書(PDFファイル)

昨年度、県は2006〜10年を計画年度とした新県IT戦略推進指針とアクションプランを策定しました。新指針とアクションプラン初年度となった06年度は、県北地域活性化に向けた「いばらきさとやま生活」ポータルサイト、県民の科学技術に対する関心を高める「いばらきバーチャル科学博物館」など、新しいホームページを立ち上げた結果、県行政関連ホームページの年間総アクセス件数が5290万件を超し、5057万件に達し目標をクリアしました。しかし、インターネットを通じて行う電子申請・届け出可能率は23.3%で、2010年度の目標値である80.7%に対し、進捗率12%と利用が進んでいない現状が明らかになりました。
この電子申請・届け出の利用普及問題では、スポーツ施設の利用予約など、簡単な事務手続きの面では利用が大きく進んでいる点を強調される一方、個人認証が必要となる届け出などでは手続きが煩雑となり、利用や普及が伸び悩む一因となっていることが指摘されました。今後、どう簡素化を図るか検討し、さまざまな手続きへの汎用化なども含め、改善策を模索することになりました。
また、業務の効率化や運用経費の削減などを目指して、情報システムを最適化させるため、大型コンピューターから小型コンピューターへのシフトが加速されます。また、各情報システムの見直しなどを進める県行政情報システム全体最適化計画で県が今年度取り組む共通基盤の設定について、県職員の意思統一と取組みに向かって共通認識の重要性を指摘する声が上がりました。
平成18年度の新県IT戦略推進指針とアクションプランの進捗状況
指標 | 基準値 | H18年度 実績値 | H22年度 目標値 | 達成率 |
県のホームページ アクセス件数 | H16年度実績 18,255,659件 | 52,902,030件 | 50,570,000件 | 105% |
電子申請・届出の 電子申請可能比率 | 15.6% | 23.3% | 80.7% | 12% |
