動画投稿サイト・ユーチューブ(YouTube)のアクセスして、少し驚きました。なんと、完全な日本語ページが誕生していました。グーグル傘下の米国YouTube社は、6月19日、メニューやFAQなどを、完全に日本語化したYouTubeを開設しました。
 同時に、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー)が日本のメディア企業として初めてYouTubeに専用ページを設け、動画コンテンツの配信を始めました。YouTube内には「SkyPerfecTV!」チャンネルが開設され、スカパーが放映権を持つJリーグの試合動画、ナショナルジオグラフィックなどの番組が公開されています。
 日本語サイトの開設のタイミングに、早速「ようこそ、YouTube Japanへ」とのラップ調の動画が投稿されていました。もちろん管理者が作成した動画ではありませんが、ウィットに富んだ投稿です(拍手)。
 著作権問題や様々な話題を提供する画像投稿サイトの最大手の日本語化です。これからも要注目です。

参考:YouTube日本語版
 正式な日本語によって、英語では分かりづらかった「著作権の侵害に関する通知」などが明確になっています。以下、引用します。
YouTube について
http://jp.youtube.com/t/about
2005 年 2 月に設立された YouTube は、オンラインでの動画配信の先駆者であり、ウェブ エクスペリエンスを通じたオリジナルの動画の鑑賞と提供に最適なシステムです。 YouTube のサイト www.YouTube.com から動画を簡単にアップロードし、ウェブサイト、携帯端末、ブログ、メールで共有できます。
YouTube では誰でも動画を見ることができます。 最新の出来事の目撃シーンや、自分の趣味や関心事に関する動画を探したり、珍事や目新しいことを発見できます。特別な瞬間を動画にしようとするみなさんこそが明日のブロードキャスターです。
YouTube は 2005 年 11 月に Sequoia Capital から資金提供を受け、1 カ月後の 12 月に正式に発足しました。 Chad Hurley と Steve Chen が YouTube 経営チームの最初のメンバーとなり、現在はそれぞれ最高経営責任者と最高技術責任者を務めています。
2006 年 11 月、創設から 1 年に満たない YouTube は Google Inc. に買収されました。これは今までもっとも話題を呼んだ合併に数えられます。
YouTube は、CBS、BBC、Universal Music Group、Sony Music Group、Warner Music Group、NBA、Sundance Channel、その他多数のコンテンツ プロバイダとパートナー契約を結んでいます。

著作権の侵害に関する通知
http://jp.youtube.com/t/copyright_notice
YouTube に著作権侵害通知を申し立てるには、本形式を使って次の項目を明示した文書を送付してください。
ご自身の著作権を侵害していると考えられる動画を YouTube でご覧になった旨を通知文書に記載する (例: 「下記の動画は私の著作権を侵害していると確信しております。」)。
著作権が適用される国を記載する。
問題の動画のタイトルと、再生ページの完全な URL を記載する。
どのような形で著作権が侵害されているかの説明を記載する (例: サウンドが複製されている、動画全体がご自身のオリジナル作品のコピーである、など)。
ご自身が著作権を所有しており、その権利が侵害されたと考えている著作物の種類 (例: フィルム、楽曲、書籍など) と詳細 (例: タイトル、出版社、日付など) を明記する。 インターネットで入手可能な情報の場合は、リンクを YouTube にお知らせください。
ご自身の連絡先を記載する (メール アドレス推奨)。
申し立てを解決するにあたって直接連絡がとれるよう、YouTube が問題の動画の登録者に伝えても良いご自身の連絡先を記載する (メール アドレス推奨)。
次の文章を記載する。 「私は、著作権の所有者 (または著作権所有者の代理人として法的に権利がある第三者) による許可なく、および法律による許可なく、上記の著作物が使用されていると確認しております。」
次の文章を記載する。「私は、偽証罪における罰則を理解した上で、本状に記載されている情報に偽りがなく、著作物の使用において著作権の侵害を申し立てる著作権所有者であること、また法的な独占権を有していることを誓います。」
書類に署名する。通知をメールでお送りいただく場合、実際の署名をスキャンしたものか有効な電子署名が必要です。
次の住所に書面による通知を送付する。
Attn: YouTube Copyright Infringement Notification
YouTube, Inc.
1000 Cherry Ave.
Second Floor
San Bruno, CA 94066
U.S.A.
Fax: +1.650.872.8513
メール: copyrightcomplaints@youtube.com
YouTube でご覧になったコンテンツが、著作権を侵害しているかどうかを確認してください。 ご自身の権利内容がどのようなものかおわかりにならない場合や著作権が侵害されているかどうかがはっきりしない場合は、まずご自身の弁護士にご相談ください。 この手続きにより、著作権侵害に関して虚偽の申し立てや不誠実な申し立てを行った場合、国によっては法的に不利な結果になる可能性があります。
削除する動画の数が多い場合、また、著作権を侵害している可能性のあるコンテンツを YouTube から今後継続して削除しなければならないことが予想できる場合には、コンテンツ検証プログラムへ登録してください。このプログラムに登録したコンテンツは YouTube へ自動的に通知されるため、エラーなどの心配がなく、また、著作権を侵害しているコンテンツを迅速に削除できます。
異議申し立て通知
著作権侵害の申し立てに対する異議申し立ての通知を YouTube に送付する場合には、ヘルプ センターで手順を参照してください。
この手続きにより、虚偽の申し立てや不誠実な申し立てを行った場合、国によっては法的に不利な結果になる可能性があります。 また、YouTube のポリシーでは、繰り返し侵害行為を行っているユーザーのアカウントは削除することとしています。