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 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅」は、九州の南阿蘇鉄道「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」と並んで、日本一長い名前の駅として有名です。1990年11月の開業時には、マスコミに大々的に取り上げられましたが、2年後の1992年に「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」が開業。ナンバーワンの座を二分していました。
 その後、2001年4月、一畑電気鉄道北松江線の古江駅が「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」に改称されたことにより、トップの座を譲り渡していました。しかし、今年(07年)5月21日に同駅が「松江イングリッシュガーデン前駅」へ改称されたことに伴い、日本一長い駅名の座に返り咲きました。
 鹿島臨海鉄道では、この日本一奪還をピーアールするために、日本一(?)長い記念乗車券を発行しました。
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 「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅」は、無人駅ですが地域には無くてはならない通勤や通学、買い物や通院の足となっています。駅名にもなっている「長者ヶ浜潮騒はまなす公園」は、鹿島灘を一望する風光明媚な海浜公園です。駅からゆっくり歩いても15分程度で到着します。海抜77メートルある展望塔が目印ですので、道に迷うことはありません。入場料が300円ほどかかりますが、周囲に高い建物がないので遠くカシマスタジアムや鹿島港・工業地帯まで、はっきり見はらすことができます。春から夏にかけては、清楚なハマナスの花が咲き競います。是非、一度お越しください。
参考:長者ヶ浜潮騒はまなす公園の紹介