6月30日、龍ヶ崎市文化会館で公明党時局講演会を開催しました。元環境副大臣加藤しゅういち参議院議員を講師として迎えた一連の講演会の掉尾を飾るにふさわしい、意気軒昂な会合となりました。
 この日の講演会は、来賓として串田武久龍ヶ崎市長、井原正光利根町長、中山一生県議会議員をはじめ多くの地元関係者をお迎えしました。
参考写真 石井啓一県本部代表(衆議院議員)は、年金記録問題や所得税から住民税への税源移譲、定率減税に廃止などについて丁寧に解説。年金記録問題の原因については、「社保庁当局と労働組合が交わした102件に及ぶ覚書に象徴されるように、職員があまり仕事をしなかったことが最も大きな問題だ」との認識を示しました。その上で、社保庁改革について「年金給付と保険料徴収をやる官庁はしっかりとした体制で行われる必要がある」と指摘し、「社保庁を解体して、年金業務を非公務員型の新組織に引き継ぎ、新しい体制にしていくことは国民が望んでいる方向だ」と述べました。「日本の未来を拓くためにも、大変厳しい選挙戦になるが、比例区8名、選挙区5名の当選を目指し、全力で戦いってまいります」と力強く挨拶を結びました。
 加藤しゅういち参議院議員は講演の冒頭、社会保険庁改革に触れ、「国税庁と社保庁を統合するという民主党案(歳入庁構想)は、今の社保庁を公務員組織のまま残すという案であり、国民の理解は得られない」と強調し、「今のようなぬるま湯の体質のまま国税庁と一緒にしたら、その無責任で杜撰な体質は、同じ役所の中で広まってしまう。その意味でも、解体的な出直しが必要」と語りました。参考写真さらに、地球温暖化が様々な影響を及ぼし始めた具体的な事例を紹介しながら、日本が地球温暖化防止の牽引車として行動することの重要性を訴えました。また、今国会で成立した「環境配慮契約法」に触れ、地球環境を守るためのコストを認めることの重要性を語りました。最後に、「自らの全勢力を掛けて勝利のため驀進したい」と語り、参院選へのなお一層の支援を呼びかけました。
(写真上:講演する加藤しゅういち参議院議員、写真下:参院選の必勝を期しての勝ちどき)