7月27日、茨城県と県警察本部は、県営住宅から暴力団を排除するための協定を締結しました。今年春、東京都町田市で起きた暴力団構成員の発砲たてこもり事件など、暴力団員による相次ぐ重大事件の発生を未然に防ぐのが目的です。
 協定では、暴力団員が他の入居者の生活を妨害する恐れが高いため、原則として入居させないこと、既入居者が暴力団員と判明した場合、退去を求めることなどを定めています。また、入居希望者が暴力団員と疑われる場合、県は県警と情報交換するなど、組織的に対応することも盛り込まれています。この協定は8月1日から適用されます。
参考:県営住宅からの暴力団員排除について(概要)