参考写真 茨城県では平成14年10月に、県のPRや地域のイメージアップ、地域振興を図るため、「いばらきフィルムコミッション」を設立し、多くの映画やテレビ番組のロケ撮影の誘致・支援を行ってきました。
 去る7月7日、ロケ支援作品がついに「1000作品」を達成いたしました。いばらきフィルムコミッションでは、これを記念して「1000作品達成記念映像祭」を開催することになりました。(写真は、「下妻物語」のロケ地となったレストラン『貴族の森』)
1000作品達成記念映像祭の内容
1 茨城ロケ作品の上映(10月20日〜11月9日)
●シネプレックスつくば(029‐839‐0000)にて
『恋するトマト』10月20日(土)〜10月26日(金)
●シネプレックス水戸(029‐300‐7123)にて
『フラガール』 10月20日(土)〜10月26日(金)
『夜のピクニック』10月27日(土)〜11月2日(金)
『座頭市』11月3日(土)〜11月9日(金)
入場料金:各館とも特別料金 500円
上映時間:決定し次第,いばらきフィルムコミッションのホームページ゙や上映館などでお知らせします。
●県立図書館にて
『さいごの約束』(H18.4.4 フジテレビ系列で放映、DVD化されていません)
上映日:10月27日(土)14:00〜
※無料:どなたでもご自由にご鑑賞いただけます。
大洗町の蔵元での酒造りの実話を基に,夫婦の絆を描いたドラマです。出演者/安田成美,舘ひろし ほか 、ロケ地/大洗町(蔵元,大洗海岸,鹿島臨海鉄道大洗駅),行方市(なめがた地域総合病院)
2 DVDレンタル店に「茨城ロケ作品コーナー」を開設(10月〜11月頃)
3 1000作品達成記念 ロケ地ツアー開催(9〜11月)
4 茨城県出身の若手映画監督作品 特別上映(9〜10月)

 いばらきフィルムコミッションのロケ支援第1作目は、映画「HAZAN」(平成15年10月18日公開)でした。地元が産んだ稀代の陶芸家・板谷波山の波乱の生涯を描いた作品で、笠間市、筑西市などで撮影されました。記念すべき1000作品目は、7月7日にテレビ放映されたテレビドラマ「はだしのゲン」でした。大子町や高萩市、常総市などで8月上旬にかけて撮影されたものです。
 このフィルムコミッションの経済波及効果は、撮影隊による宿泊費、弁当代及び撮影機材等のレンタル料などの総消費推計額を試算すると、総計約16億2000万円に及びます(平成18年度末までで集計)
      県内消費推計額    経済波及効果
14年度    約0.7億円      約1億円
15年度    約1.7億円     約2.5億円
16年度    約2.8億円     約3.8億円
17年度    約3.1億円     約4.3億円
18年度    約3.3億円     約4.6億円
合計      約11.6億円    約16.2億円
参考:いばらきフィルムコミッションのHP