地方自治法施行60周年記念貨幣等の発行について
報道資料<総務省>平成19年11月14日
 地方自治法施行60周年を記念するため、70周年に至る地方自治の新たな10年にわたって、記念貨幣を47都道府県ごとの図柄により平成20年度から順次発行することとし、所要の準備を進める。
 また、記念貨幣の発行と連携して、郵便事業株式会社においても地方自治法施行60周年記念の切手を順次発行する予定。
 記念貨幣の発行に関する詳細については、今後、有識者、財務省、総務省、全国知事会、造幣局、郵便事業株式会社等による懇談会における検討を踏まえ、決定する予定。

 11月14日、総務省は地方自治法施行から今年で60周年になるのを記念し、来年度から、10年間欠けて47都道府県ごとの図柄をあしらった記念貨幣を順次発行すると発表しました。2ヶ月に1回のペースで記念コインが発行されることになります。
 郵便事業会社も同様の記念切手を順次発行するとしています。
 政府では来月、有識者や財務、総務両省、全国知事会などで構成する懇談会を設けて具体案を検討することにいしています。
 財務省などによると、記念貨幣はこれまで、オリンピックや万博などを記念し29テーマ、52種類を発行してきました。今回は各県の意向も尊重しながら、地域を代表する歴史や風物、文化などからデザインを選び、毎年5県ぐらいずつ発行することを想定しています。発行枚数や順番、いくらの貨幣とするかなどを含め懇談会で検討します。
 最初の発行は、来年夏に行われる「洞爺湖サミット」にちなみ、北海道との話しが有力です。
 ご当地コインの発行は、地方にとっても明るい話題です。茨城県の図柄は、やはり「筑波山とバラ」でしょうか。
 ただし、自動販売機の業者はどのように対応するのでしょうか。少し気がかりです。