参考写真 ミシュランの東京版の発売で、テレビやマスコミは「三つ星」レストランや日本料理店の話しで賑わっていますが、市内での葬儀に参列し、遅い昼食をとったときの話しです。
 ラーメン屋さんに入り、名物の290円のしょうゆラーメンと餃子を注文しました。丁度、料理が出てくるタイミングで携帯が鳴り、入り口で応対していると、10分もの長電話になってしまいました。席に戻りラーメンを食べ始めると、店員さんがやってきて「ラーメンがのびてしまいましたから作り直します」と声を掛けてくれました。お店の責任でのびてしまったのではないので「大丈夫だよ」とお断りすると、「いえ、おいしいラーメンを食べていただくのが勤めですから」ときっぱりと。せっかくのはお話なので作り直していただき、おいしくいただきました。
 わずか290円のラーメンですが、この時の温かい思いは、三つ星レストラン以上の感動がありました。(実際には三つ星のレストランで食事した経験はありませんので、適切な表現ではありませんが....)