12月10日、株式会社日立製作所都市開発システムグループは、昇降機の研究・開発・製造拠点「水戸ビルシステム本部(ひたちなか市)」の敷地内に、世界で最も高い地上高約200mの「エレベーター研究塔」を建設すると発表しました。
日立製作所は、このエレベーター研究塔で、世界最速となる最高速度1,300m/分でのエレベーターの実証実験や積載質量5トン以上の大容量機種などの開発を進めるほか、エレベーターに求められる製品の安全性や信頼性、快適性の向上に向けた技術開発を行い、世界市場における製品競争力の強化を図ることにしています。
近年、世界的にオフィスビルを中心に建築物の高層化、大規模化が進展しており、エレベーターの需要も増加しています。エレベーターには、高い安全性と信頼性が求められるとともに、特に高層オフィスビルや大規模複合施設などにおいて、一度に大量の乗客を早く運ぶことができる高速・大容量機種の需要が高まっています。
水戸ビルシステム本部は、日立の昇降機事業における研究・開発・製造の中核拠点であり、日立はこれまで、水戸ビルシステム本部敷地内にある地上高90mの研究塔を中心に、エレベーターの開発、実証実験を行ってきました。
今回新設される研究塔は、超高速エレベーター用をはじめ、9本の昇降路を持ち、最高速度1,300m/分でのエレベーターの実証実験が可能です。また、2006年に基本駆動技術を開発した循環式マルチカーエレベーターをはじめとする将来技術に関する研究・開発にも取り組みます。
日立製作所は、このエレベーター研究塔で、世界最速となる最高速度1,300m/分でのエレベーターの実証実験や積載質量5トン以上の大容量機種などの開発を進めるほか、エレベーターに求められる製品の安全性や信頼性、快適性の向上に向けた技術開発を行い、世界市場における製品競争力の強化を図ることにしています。
近年、世界的にオフィスビルを中心に建築物の高層化、大規模化が進展しており、エレベーターの需要も増加しています。エレベーターには、高い安全性と信頼性が求められるとともに、特に高層オフィスビルや大規模複合施設などにおいて、一度に大量の乗客を早く運ぶことができる高速・大容量機種の需要が高まっています。
水戸ビルシステム本部は、日立の昇降機事業における研究・開発・製造の中核拠点であり、日立はこれまで、水戸ビルシステム本部敷地内にある地上高90mの研究塔を中心に、エレベーターの開発、実証実験を行ってきました。
今回新設される研究塔は、超高速エレベーター用をはじめ、9本の昇降路を持ち、最高速度1,300m/分でのエレベーターの実証実験が可能です。また、2006年に基本駆動技術を開発した循環式マルチカーエレベーターをはじめとする将来技術に関する研究・開発にも取り組みます。
新エレベーター研究塔の概要
所在地 | 茨城県ひたちなか市市毛1070 (水戸ビルシステム本部敷地内) |
建築面積 | 388m2 |
建物規模 | 地上高203m、地下15m |
階 数 | 地上9階、地下1階 |
付属棟面積 | 約1,000m2 |
着 工 | 2008年2月 |
竣 工 | 2009年12月(予定) |