
席上、谷合青年局長は「全国の地方議員からも対策を求める声が寄せられている」と全国的な対策強化の重要性を強調。増田総務相は「青少年の健全育成に害悪を与える問題だ。申し入れに応えられるよう努力する」と述べました。
携帯3社が未成年のアクセス制限強化策を発表
こうした動きを受けて、NTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイルの3社は、それぞれアクセス制限サービスの普及促進を強化する施策を公表しました。18歳未満の携帯サイト利用には原則フィルタリングサービスが適用されるようになります。
ドコモは、新規契約者に対し、未成年者名義の場合、親権者から不要または「キッズiモードフィルタ」以外の「アクセス制限サービス」の申し込みがなければ、キッズiモードフィルタを適用することになりました。
KDDIの場合は親権者に「EZ安心アクセスサービス 接続先限定コース」を利用する意向を確認します。いずれも2月1日より実施します。
ソフトバンクでは、未成年の新規契約者が提出する親権者の同意書にある、フィルタリングサービス利用の確認欄にあらかじめ「○印」を印刷し、希望しない場合は「×印」を付ける形に変更します。また、サービスを利用していない18歳未満の既存の契約者には、2月から、利用を促すメールを送信し、6月から順次、サービスを自動設定して利用してもらうことにします。