
北関東自動車道は、ひたちなか市から栃木県を通り、群馬県高崎市まで約150キロが計画され、常磐、東北、関越、上信越の各自動車道を環状に結びます。県内では、ひたちなかICから笠間西ICまで約41キロが開通しており、今回の開通によってひたちなか市から桜川市まで県の東西を直結、国道50号の慢性的な渋滞の緩和や沿線の大きな経済効果が期待されています。
東日本高速道路によると、筑西市役所〜県庁間が約16分短縮され、筑西市の一部や桜川市から第三次医療機関の水戸医療センター(茨城町)まで30分以内に搬送できるようになると説明しています。


先日、常陸那珂有料道路が100円稼ぐのに180円以上を要する異常な赤字構造にあると報じられましたが、北関東自動車道の延伸によって、この状況は改善・解決されるのでしょうか?
高速道路整備計画においては、昔の通行量予測のおいしそうな数値を振り回して計画を推進してきたことがよく批判されますが、部分開通による交通量データ及び直近の景気データが数年間そろってきた今、これらをもとにした客観的な予測は実施されるのでしょうか?
結果次第では、茨城空港の議論にも影響するでしょう。また、客観的データをもとに近未来の県政を議論するメリットもあると思うのですが、どのような状況か教えていただけないでしょうか?
(希望的観測:過去の国の予測を盲信するしかないという状況ではないことを確認したい)