7月23日、井手よしひろ県議ら茨城県議会文教治安委員会の一行は、鹿児島県を訪れ県立錦江湾高校を視察しました。
錦江湾高校は、4年前から文科省のスーパーサイエンススクール(SSH)指定され、国際的に通用する科学技術系の人材を育成するため、理科や数学の教育を重点的に行っています。対象となる理数科2クラスの生徒は、鹿児島県の雄大な自然環境活かし、錦江湾洋上体験学習など特色あるカリキュラムが組まれています。
また、大学との連携も図られ、特に鹿児島大学とはフィールドワークや大学の教員による実習・実験、講座などが、延べ104日331時間も行われています。
井手県議らが、訪れた時期には、夏休みを活用したサイエンスウィークが催されていました。霧島での自然観察、鹿児島大学の実験林での森林体験学習、鹿児島大学の施設を活用したフィールドワークなどが行われていました。
さらに、2年生の秋には、海外への修学旅行が行われ、旅行先の理工系大学との交流を行っています。
こうしたSSHの取り組みで、錦江湾高校の入試倍率は1.76倍と県内トップクラスとなり、理工系大学への進学実績も向上しています。
平成19年には、日本学生科学賞では、ゾウムシに似た体長1cmにも満たない昆虫「オトシブミ」の研究が全国No2の評価を得ました。
意見交換では、SSH事業の終了後の予算確保の考え方。受験教育とSSH科目とのバランス。などについて、質疑が交わされました。
SSH事業の導入当初は1500万程度の予算が配分されていましたが、3年目以降は800万と圧縮されています。5年間の事業終了後もどのように継続していくかは、大きな課題となっています。
受験勉強とのかねあいでは、「推薦制度でも入学できる理工系大学は増えており、SSH授業とも競合するものではない。推薦で医学部を狙える程度の実力を伸ばしたい」と、答えました。

また、大学との連携も図られ、特に鹿児島大学とはフィールドワークや大学の教員による実習・実験、講座などが、延べ104日331時間も行われています。
井手県議らが、訪れた時期には、夏休みを活用したサイエンスウィークが催されていました。霧島での自然観察、鹿児島大学の実験林での森林体験学習、鹿児島大学の施設を活用したフィールドワークなどが行われていました。
さらに、2年生の秋には、海外への修学旅行が行われ、旅行先の理工系大学との交流を行っています。
こうしたSSHの取り組みで、錦江湾高校の入試倍率は1.76倍と県内トップクラスとなり、理工系大学への進学実績も向上しています。
平成19年には、日本学生科学賞では、ゾウムシに似た体長1cmにも満たない昆虫「オトシブミ」の研究が全国No2の評価を得ました。
意見交換では、SSH事業の終了後の予算確保の考え方。受験教育とSSH科目とのバランス。などについて、質疑が交わされました。
SSH事業の導入当初は1500万程度の予算が配分されていましたが、3年目以降は800万と圧縮されています。5年間の事業終了後もどのように継続していくかは、大きな課題となっています。
受験勉強とのかねあいでは、「推薦制度でも入学できる理工系大学は増えており、SSH授業とも競合するものではない。推薦で医学部を狙える程度の実力を伸ばしたい」と、答えました。