岐阜県立森林文化アカデミー 7月29日、井手よしひろ県議ら茨城県議会議会運営委員会の一向は、「岐阜県立森林文化アカデミー」を訪れ、その理念や概要について篠田善彦学長、藤沢茂副学長らから説明を聴取しました。
 「森林文化アカデミー」は、地域の抱える森林、林業の問題を、地域との連携で解決することを主眼に、研究と教育をお行う行う学校です。林業を学ぶ専門学校を岐阜県と長野県に2つのありますが、岐阜県は県立の短期大学を発展させ、大卒以上の有為な人材も登用することを目指して開設されました。大学院機能を有するクリエーター科(履修期間2年、定員20人)と短期大学機能のエンジニア科(履修期間2年、定員20人)の2科で構成されています。
岐阜県 学校機能のほかに、短期技術研修部門、生涯学習部門もあります。平成13年に開学、事業費は44億億円です。
 森林が県土の多くを占める岐阜県にあって林業の振興や木造建築、木の使ったものづくり、森林環境保全などの視点から、専門的な教育を実践するユニークな学校です。
 県立という限界もあり、学生の募集や卒業生の職業先確保など様々な課題も報告されました。
 学長をはじめとする教職員の皆さまの熱意が感じられ、木づかいの校舎のやさしい環境とのバランスが心地よい雰囲気を醸し出していました。
<参考>岐阜県立森林文化アカデミー