大洗アウトレットが増床、家族連れに照準 若者向け偏重見直す
日本経済新聞(2008/7/23)
茨城県大洗町のアウトレットモール「大洗リゾートアウトレット」を運営する八ケ岳モールマネージメント(東京・千代田、藤井弘毅社長)は、来年9月を完成予定とする増床計画をまとめた。増床部分は既存施設と同じく2階建てとし、2階に衣料品などの専門店、1階に地元海産物を扱う土産物店を誘致する。若者向けブランドに偏っていた店舗戦略を見直し、増床部分には子供服など家族連れをターゲットにしたテナントを中心にする。
八ケ岳モールマネージメントは今年2月末、大洗リゾートアウトレットに隣接する県有地約7000平方メートルの買い取りで県と合意した。県有地は現在、地元商工団体が無償で借り受け、「浜の市場」と銘打った約20の飲食店を運営している。浜の市場は9月までに営業を終え、土地を県に返却する。八ケ岳モールマネージメントは10月から増床部分の着工に入る。

用地の売買価格は3億1290万円(平米単価44,700円)。提出された利用計画によると、大洗リゾートアウトレットを増床し、15店舗のテナントを増やすとされています。 今年10月に着工し、平成21年9月に増床オープンする計画です。
なお、井手よしひろ県議は、8月1日、同社の八ヶ岳アウトレットモールを訪れ施設を実際に調査しました。
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