参考写真 茨城県議会の傍聴規則の改正問題で、改正後初めて、「ブログへの掲載」を理由に、常任委員会への録音機の持ち込みが許可されました。
 9月16日に開催された県議会常任委員会を傍聴したGさんは、録音機の持ち込み許可を申請。その理由を「茨城空港についてブログに掲載するため」と記載しました。受付の事務局担当者は、サンダル履きについて次回は止めてもらいたいことを告げ、録音を許可しました。(実際のやり取りは「METROPOLITAN AIRPORT(茨城空港)」をご覧下さい)
 先のブログでも記載しましたが、桜井富夫議長茨城県議会議長は「ブログやインターネットなどへの掲載も、茨城県議会の広報の一貫として公益性がある」と判断しました。したがって、県議会の本会議や常任委員会の傍聴にあたって、正しく氏名、住所、目的などを記載していただければ、写真の撮影、ビデオの撮影、会議の録音が可能となりました。
 セキュリティーの強化を理由に改正された傍聴規則。その中で、ブログに掲載された一部県議の居眠り写真が話題となり、新聞やテレビで大きく取り上げられました。しかし、一連の議論の中で、ブログやインターネットの公益性を議会が公式に認めた意義は大きいと思います。
 その大きな追い風を作ってくださったGさんをはじめとする多くのブロガーやマスコミの皆さまに感謝申し上げます。今後とも、傍聴規則の運用が適正に行われることを監視してまいります。
(写真は、茨城県議会の本会議の模様:2008/9/9井手よしひろ県議の代表質問)