9月9日、井手よしひろ県議が行った茨城県議会代表質問の内、「茨城空港開港に向けての取り組みについて」の部分をアップロードしました。
 この日の質問では、「想定された札幌、大阪、福岡、沖縄の国内4定期路線の就航見込みがない中では、開港時80万7000人が利用するとした茨城空港の青写真は、大きく修正する必要があります。むしろ、日本初の本格的なLCC対応空港という位置づけを鮮明にし、新たなビジネスモデルを打ち立てるといった発想の大転換が必要です」と断言し、LCC対応空港としての茨城空港整備に6つの提言を行いました。
 その第1は、羽田・成田より圧倒的に低コストで利用できる空港を作るということ。第2の視点は、利用者にとって便利で親切な空港を作るということ。3番目の視点は、茨城空港を、「アキハバラ」と「ゴルフ」と「温泉」のゲートウェーとして世界に売り込むという戦略。第4の視点は、航空会社の誘致に際して、安易に県費を投入すべきではないということ。第5の視点は、国土交通省や外務省、防衛省などの国の機関との連携。6番目はホームページの見直し。の6点です。
 また、橋本昌知事の答弁を受けた後の再質問では、首都圏初のLCC空港として、県が利用目標を明確にする必要を強調しました。
 今回の代表質問では、「『国内線誘致のために県が搭乗率保証をすべきである』との声があるようですが、私は言語道断であると主張します」との発言が注目されています。
 橋本知事の答弁は追記にアップしました。