国道6号日立バイパスの旭高架橋の一部の橋脚に、表面保護用型枠の「うき」と上面のひび割れがあることが確認されました。
このため、国土交通省常陸河川国道事務所では、国土技術総合政策研究所及び独立行政法人土木研究所構造物メンテナンス研究センターと旭高架橋全17橋脚のうち、橋梁点検車で点検可能な15基の緊急点検を実施しました。
点検の結果、表面保護用型枠の「うき」については、点検を行った全ての橋脚で部分的に生じていることが確認されましたが、構造上問題ない軽易なものと判断されました。
橋脚上面のひび割れについては、P9橋脚で1mmを超える顕著なひびわれが確認されました。しかし、「構造本体の内部に深く入っている可能性は低く、橋脚の耐荷力などの性能への影響は限定的と考えられる」と、専門家は判断しました。なお、原因は不明であるとして、引き続き詳細な調査が必要としました。
なお、保護型枠やコンクリートの剥落等による、被害を防止するための工事を速やかに行うことになりました。
9月19日、井手よしひろ県議は、現場を訪れ現状を確認しました。