
当初、この環境整備センターは廃棄物の処分地を確保できない県内市町村・中小企業などのために、廃棄物の最終処分場を確保するために、昭和48年から計画されました。近隣住民、自治体の反対もあり、建設は難航しましたが、厳しい公害防止協定を締結し、平成元年に供用を開始しました。さらに、地元寄居町が任命する監視員による監視活動が週に2回行われています。敷地面積977ヘクタール、埋立面積269ヘクタール、埋立重量271万トンの規模です。

現在、生ごみや焼却灰、食品残さなど資源循環型の企業8社が操業しています。
井手県議は現地調査で、当初平成28年3月までとした埋め立て期間について質問しました。ごみ減量化やリサイクル率の向上により、ごみの搬入量は大幅に減少しており、271万トンとした埋立量は、平成19年度末で130万トンであり、最低でも10年程度利用できる期間が伸びるのではないか、との回答がありました。
