参考写真 11月4日、日立市議会公明党(幹事長:額賀俊彦市議)は、樫村千秋日立市長に対し、平成21年度の予算要望を提出しました。厳しい経済情勢の中で、徹底した行財政改革を進めながら、市民との協働を重視した市政運営を行うことの重要性を強調しながら、日立市議会公明党は、活力ある新しい日立市をつくるために、55項目にわたる具体的な要望事項を取りまとめました。樫村市長からは、「いずれも市民生活の密着した提案であり、実施できる施策と検討・研究する施策について前向きに対応していきたい」との回答がありました。以下、平成21年度の予算要望の要旨を掲載させていただきます。
平成21年度予算編成に対する要望<抜粋>
日立市議会公明党(2008/1/4)
1,市民福祉の充実のために(9項目)
  • 「地域救命救急センター」設置の早期実現
  • 日立総合の産婦人科の医師確保について、公的資金の追加支援
  • 不妊治療助成制度について
  • 放課後児童クラブの待機児童解消のため、余裕教室の活用促進

2,市民生活環境の向上のために(15項目)
  • 十王支所の休日開庁の実現
  • 多賀市民プラザの駐車場出入り口の拡充、無料駐車時間の延長
  • 自主財源の確保について
  • レジ袋有料化の取り組み促進
  • 消費生活センターの市街地への移転
  • 一般家庭太陽光発電設備導入の補助制度
  • 十王駅待合室の整備

3,教育文化の振興のために(10項目)
  • 小中学校の校舎・体育館の耐震化整備
  • 小中学校のトイレ洋式化
  • 思春期教育の強化
  • 日立市文化芸術振興基本条例の策定

4,中核都市の基盤整備のために(13項目)
  • 地域間公共交通ネットワークの充実
  • 常磐高速道「多賀IC(仮称)」の整備検討
  • 大みか西口広場の整備促進
  • 多賀駅前広場再整備計画の推進、「県立日立産業技術専門学院」の移転促進
  • 日立電鉄線跡地の利用促進、久慈浜〜大みか間のバス専用路線化検討促進
  • 山側道路の整備促進
  • 国道245号大沼町一般廃棄物最終処分場跡地に海の見える「道の駅」の建設検討

5,産業の振興のために(8項目)
  • 地産地消の推進、「エコ農業」への積極的な取り組み
  • 日立港に建設が計画されている東京ガス液化天然ガス受け入れ施設の誘致促進
  • 観光振興課内に専門企画員(外部導入)配置
  • ユネスコ無形文化遺産「日立風流物」のPR