12月14日、日立商工会議所(山本忠安会頭)主催の「第1回ふるさと日立検定」が行われます。商工会議所では、日立市や地元の学識経験者と連携し、市民に歴史、文化、産業など日立市の財産に関する知識を深めてもらい、活性化や観光振興に役立てようと、昨年から準備を進めてきました。
「ふるさと日立検定」の特徴は充実した公式テキストブック、セミナーの開催です。公式テキストは、常陸国風土記研究の第一人者である日立市郷土資料館館長志田諄ー先生(茨城キりスト教大学名誉教授)が監修しました。定価1000円で市内の書店で販売されています。遅まきながら購入してきましたが、自然・歴史・産業・文化の4部門にバランス良くまとめられています。例えば、このような興味深い歴史が記載されています。
また、延べ8回にわたるセミナーも開催され、テキストを執筆した専門家や学識経験者から、より詳しい説明を学ぶことが出来ます。
郷土の歴史と文化、自然を学ぶ絶好の機会として、「ふるさと日立検定」に挑戦してみたいと思います。
問い合わせ先:日立商工会議所商業観光課TEL0294(22)0128
参考:ふるさと日立検定の公式ホームページ
「ふるさと日立検定」の特徴は充実した公式テキストブック、セミナーの開催です。公式テキストは、常陸国風土記研究の第一人者である日立市郷土資料館館長志田諄ー先生(茨城キりスト教大学名誉教授)が監修しました。定価1000円で市内の書店で販売されています。遅まきながら購入してきましたが、自然・歴史・産業・文化の4部門にバランス良くまとめられています。例えば、このような興味深い歴史が記載されています。
日立の歴史はー般約に近世以降にその中心があるように思われがちですが、すでに天平4年(西暦732年)と天平9年に、日立市内の水木地域から奈良の都にアワビの干物3斤(約2キロ)を納めたと記載された木簡が発見されています。このアワビについて常陸国風土記は密筑の里(みつきのさと:水木町の一帯)の海で取れたものだけを特別に『石決明』と書き表しています。この石決明は古代中国で不老不死の薬とされ、人々が探し求めたものです。古代日本においても同様で、不老不死の仙薬である石決明が採れた密筑の里は、特別な意味合いのある聖地であったことが伺えます。
また、延べ8回にわたるセミナーも開催され、テキストを執筆した専門家や学識経験者から、より詳しい説明を学ぶことが出来ます。
郷土の歴史と文化、自然を学ぶ絶好の機会として、「ふるさと日立検定」に挑戦してみたいと思います。
問い合わせ先:日立商工会議所商業観光課TEL0294(22)0128
参考:ふるさと日立検定の公式ホームページ