

統合の背景には、茨城県が陸海空の物流ネットワークの拠点として、大きなポテンシャルがあることが挙げられます。北関東自動車道が、12月20日に桜川筑西インターチェンジ(IC)と真岡IC間(約15キロ)が開通し、東北道と直結することになります。また、2010年3月には、茨城空港が開港するなど、北関東の海の玄関、空の玄関口としての茨城県の可能性は高まっています。また、港湾後背地への企業立地など、本県の「産業大県」づくりにも3港の統合は不可欠です。
今までは、日立港に寄港してさらに常陸那珂港に入港すると、別々に港湾使用料を徴収されましたが、統合後は利用料の支払いは一回で済むようになります。これまで以上に、3港の特徴を生かしながら港湾機能の連携を高めることが出来るようになります。
県議会で条例改正が認められれば、12月25日から新たな「茨城港」がスタートすることになります。

今後の茨城に期待しております。