12月10日、橋本昌知事は2010年春の開港を目指して整備が進む茨城空港への就航要請のために、マレーシアの首都クアラルンプールを訪れ、エアアジアXのアズランCEOと会談しました。
 空港対策課に午後8時過ぎに入った情報によると、橋本知事は茨城空港の東京へのアクセスの良さや茨城県などの働きかけでマレーシア人の入国手続きが緩和されたことなどをアピールし茨城空港への就航を要請しました。また、エアアジアXが茨城空港に就航した場合のメリットなどについてプレゼンテーションを行いました。これに対し、アズランCEOは「就航に向けて前向きに検討したい」と述べましたが、「空港の整備状況や今後の経済状況を見極めたい」などとも語り、就航表明には至りませんでした。
 12月県議会開催中の異例のトップセールス実行でしたが、アメリカの金融危機に端を発する世界規模の経済普及の逆風を吹き払うまでには至らなかったようです。週明けには予算特別委員会が予定されており、今回の交渉の詳細が議会で説明されることになると思われます。
茨城空港 就航表明は先送り
NHK水戸放送局(2008/12/10)
 橋本知事は再来年の開港を目指している茨城空港に第一号の路線としてマレーシアと結ぶ国際線を誘致するため10日夜、マレーシアで現地の航空会社のトップと交渉を行いましたが、就航表明は先送りされました。
 茨城空港は首都圏第3の空港として国などが茨城県小美玉市の航空自衛隊百里基地に建設を進めているもので、再来年3月の開港を目指しています。
 地元の茨城県は当初、国内線の運航を目指していましたが就航する路線が決まらないため運賃を安く設定したアジアの格安航空会社を中心に路線の誘致交渉を進めています。
 こうした中、橋本知事は10日、マレーシアを訪れ、空港への乗り入れに高い関心を示している現地の格安航空会社「エアアジアX」のアズラン最高経営責任者と午後7時ごろから就航に向けた詰めの誘致交渉を行いました。
 この中で橋本知事は茨城空港の東京へのアクセスの良さや茨城県などの働きかけでマレーシア人の入国手続きが緩和されたことなどをアピールし茨城空港への就航を要請しました。
 これに対し、アズラン氏は「就航に向けて前向きに検討したい」としながらも「空港の整備状況や今後の経済状況を見極めたい」などとして態度を保留し就航表明は先送りされました。