参考写真 12月20日、北関東自動車道の桜川西IC〜真岡IC間の14.9キロが開通し、常磐道と東北道が直結されました。
 整備計画の決定から12年、着工から6年4カ月かかっており、事業費は約570億円。計画当初は21年11月の開通予定であり、11ヶ月も早く供用開始されました。今回の開通により、群馬県高崎市から茨城県ひたちなか市までの総延長約150キロの区間の約8割が完成したことになります。群馬方面の残りの工事区間は、平成23年度の開通を予定しています。
 真岡IC〜桜川筑西IC間の開通により、栃木、茨城両県の観光や物流などの大きな経済効果がもたらされます。約2時間かかっていた宇都宮市と水戸市の間の移動時間は、約半分程度に短縮される見込みです。茨城空港や常陸那珂港については、その利用促進に拍車が掛かることが期待されます。
参考写真 茨城県桜川市の高速道路上で茨城、栃木両県知事らによるテープカットが行われた後、栃木県二宮町の町民会館で開通式典が開かれました。一般車両は午後3時から通行可能となりました。
 また同じ20日、笠間PAと壬生PAもオープンされました。
(写真上:茨城、栃木両県知事らによるテープカット、写真下:新たにオープンした笠間PAの夜景)