「トーキョー・メトロポリタン」茨城空港
読売新聞(2009/2/6)
韓国向け名称使い分けへ
橋本知事は5日の定例記者会見で、茨城空港(小美玉市)の名称について、就航を表明した韓国大手航空会社「アシアナ航空」の要望を踏まえ、韓国で宣伝などをする際には、「トーキョー・メトロポリタン・イバラキ・エアポート」として売り込む考えを示した。
知事は、空港の名称そのものは「茨城空港は名前として決まっている」と堅持する考えを強調。その上で、アシアナ航空の玄東実(ヒョンドンシル)専務(日本地域本部長)が「『トーキョー・メトロポリタン』はすごくいい」と賛意を示したことを紹介し、「韓国関係には『トーキョー・メトロポリタン・イバラキ・エアポート』とやっていく可能性が非常に強い」と述べた。海外向けには航空会社の意向に沿い、使い分ける考えを示した。
2月5日に行われた橋本昌県知事の定例記者会県では、2日明らかになった韓国アシアナ航空の茨城空港への就航表明を受けて、韓国では『トーキョー・メトロポリタン・イバラキ・エアポート』との通称で茨城空港の知名度アップを図っていく考えを示しました。
この考えは、すでに昨年冬にも一度話題になっており、「茨城にある空港が東京の冠をつけることに違和感がある」、「名前は短い方が良い。『東京北空港』が良いのではないか」など様々な議論を呼びました。
井手よしひろ県議は、昨年9月の県議会代表質問で、「首都圏の第3空港としての茨城空港の機能を明確にするためにも『トーキョー・メトロポリタン・イバラキ・エアポート』という名称がふさわしいのではないか」と主張したところです。
話は少し変わりますが、先月知人の海外研修に際して、成田空港に迎えに行きました。19:50着のフィリピン航空のフライトで、知人が駐車場まで出てきたのは9時を大きく回っていました。入国審査が込んでいたことや荷物がなかなか出てこなかったことがその理由のようです。途中で軽い食事をして日立に戻ると日付がすでに変わっていました。知人は、「もし茨城空港にフィリピン(マニラ)=茨城便が就航してくれれば、30分で入国審査等が終わり、ゆっくり高速道路を走っても10時半には日立の自宅に戻れる。着陸してから30分で車に乗れる体制を整えられれば、東京方面へのアクセスも、成田空港と時間的には同等の利便性が確保できる。一週間で1万円近くとられる駐車場料金も掛からないとなると、茨城空港は結構大化けするかもしれないな」と実感を持って語っていました。
フィリピンの航空会社への就航要請
こうした言葉を受けて2月2日、県空港対策課の藪中課長に、フィリピンの航空会社への就航要請の状況を質しました。
このブログに寄せられたコメントにも「フィリピンの『セブパシフィック航空』がマニラ〜大阪(関空)間にこちらの価格で片道料金3,999ペソ(1ペソは現在約2円、税別)で昨年から飛び始めました。フィリピン在住の多くの日本人は挙ってこれに移行しつつあります。この航空会社は常に格安切符を定期的に売って販売促進に努めています。多くの“無駄”を省いてその分客に低料金と言う形で還元しています」との内容が紹介されています。片道8000円程度の破格値で日本とマニラ間を行き来できるのは驚きです。これが格安航空会社(LCC)のインパクトなのです。
聞き取り調査の結果は、意外なものでした。『セブパシフィック航空』の場合、問題はフィリピン側の事情に依るところが大きいということです。「マニラ空港の利用枠が一杯のためセブパシフィック航空の茨城空港への就航交渉が進まない」との説明でした。フィリピンのレガシー航空会社は「フィリピン航空」です。日本への出稼ぎ者が多いお国柄ですので、「茨城=マニラ便をセブパシフィック航空に認めてしまうと、フィリピン航空のドル箱が無くなってしまうのだ」と、別の航空事情に詳しい方が教えてくれました。
「茨城空港」の就航活動は、まさに世界的に進む航空業界の構造改革の中で進んでいると実感しました。
参考:セブパシフィック航空のHP
こうした言葉を受けて2月2日、県空港対策課の藪中課長に、フィリピンの航空会社への就航要請の状況を質しました。
このブログに寄せられたコメントにも「フィリピンの『セブパシフィック航空』がマニラ〜大阪(関空)間にこちらの価格で片道料金3,999ペソ(1ペソは現在約2円、税別)で昨年から飛び始めました。フィリピン在住の多くの日本人は挙ってこれに移行しつつあります。この航空会社は常に格安切符を定期的に売って販売促進に努めています。多くの“無駄”を省いてその分客に低料金と言う形で還元しています」との内容が紹介されています。片道8000円程度の破格値で日本とマニラ間を行き来できるのは驚きです。これが格安航空会社(LCC)のインパクトなのです。聞き取り調査の結果は、意外なものでした。『セブパシフィック航空』の場合、問題はフィリピン側の事情に依るところが大きいということです。「マニラ空港の利用枠が一杯のためセブパシフィック航空の茨城空港への就航交渉が進まない」との説明でした。フィリピンのレガシー航空会社は「フィリピン航空」です。日本への出稼ぎ者が多いお国柄ですので、「茨城=マニラ便をセブパシフィック航空に認めてしまうと、フィリピン航空のドル箱が無くなってしまうのだ」と、別の航空事情に詳しい方が教えてくれました。
「茨城空港」の就航活動は、まさに世界的に進む航空業界の構造改革の中で進んでいると実感しました。
参考:セブパシフィック航空のHP











でしたら向こうも主要な空港にこだわらず、便利だけれどそれなりの価格の主要空港同士の路線、ちょっと地上移動が長くなるけれど破格の料金で行ける二次的空港同士の路線、と使いわければレガシーキャリアとの棲み分けも明確になってよいのではないでしょうか?