参考写真 国道294号乙子交差点(県道守谷流山線・市道郷州戸頭線との交差)の渋滞を解消するための立体化と、近接する関東鉄道常総線愛宕踏切の立体化を行う工事が、2月23日竣工し、開通式が行われました。
 この事業は昭和49年に都市計画決定され、平成16年度から工事に着手。完成までに5年を要し、事業費も50億円に達しました。事業費に負担割合は、国が25億円、県が25億円となっています。
 乙子交差点は、大型団地入り口にある交差点で、国道、市道、県道が平面で交差。その上、関鉄常総線踏切もあるため、信号待ちが重なり慢性的な交通渋滞が生じていました。工事は国道294号の四車線化事業の一環として進められ、国道、歩道、県道・市道の三層構造による、独特の立体化が特徴となっています。国道部の延長620メートル、県道部190メートル、市道部120メートルが、このほどすべて完成しました。
参考写真 この立体化工事に関しては、平成14年1月13日、井手よしひろ県議ら公明党の県議団と加藤しゅういち参議院議員、地元公明党議員が地元自治会の皆さんと、現地調査を行い、早期着工を県および国に申し入れをした経緯があります。着工以来、地元議員とも連携し、工事の進捗をはかってきました。開通当日は、公務のため開通式等には参加できませんでしたが、前日、下見はさせていただきました。
 この立体化工事の完成で、渋滞解消と交通安全が図られることを期待します。
(写真は、国及び県の関係者より説明を聴く加藤しゅういち参議院議員と井手よしひろ県議らと地元自治会の皆さん[2003/1/13])