参考写真 2月27日、井手よしひろ県議は、市内東成沢町の地域住民の要請を受け、「旧海風館の早期解体撤去を求める要望書」を宇都宮市の栃木銀行本店に提出しました。
 旧海風館は、昭和30年代から40年代に掛けて日立市を代表する旅館として繁盛を極めました。太平洋に面し、その名のごとく海の潮風を満喫することが出来た旅館です。しかし、時代の流れの中で経営状況が悪化し、経営者の放漫経営も加わり破綻。経営者は行方不明となり、その後死亡しました。
 管理が放棄された建物は荒れるに任され、部分的には既に崩壊している状況です。外見上、防災上、防犯上、大変問題がある状況が長く続いています。
 この旧海風館の土地・建物は、栃木県宇都宮市に本店がある栃木銀行が根抵当権を設定し、差し押さえを実行しています。所有者が死亡し、相続を行われていないために、建物の解体撤去を求める相手先がないため、地域住民の皆さまの意向をくみ、栃木銀行へ早期処分を求める要望書を提出しました。