参考写真 3月7日、井手よしひろ県議は、日立市内並びにひたちなか市内で街頭県政報告を行いました。
 久しぶりの晴天に恵まれたこの日、井手県議は、平成21年度の県予算の概要、サンピア日立の存続問題、定額給付金の支給などについて語りました。
 このブログでは、定額給付金について語った部分の原稿を紹介します。
春を呼ぶ定額給付金の支給がスタート
○私たち公明党は責任政党として、100年に一度といわれる危機に直面した日本経済を一刻も早く回復させるため、75兆円規模の景気対策を盛り込んだ2008年度の第1次、第2次補正予算、2009年度予算及び税制改正を「3段ロケット」と位置付けて、予算の成立、早期実施に向け、全力で取り組んでおります。
○国の第2次補正予算に盛り込まれた定額給付金は、4日にその関連法案が成立したため、5日から市町村ごとに支給が開始されました。
○ご承知の通り、定額給付金は国民の皆様お一人お一人に1万2千円、18歳以下の子どもさんと65歳以上のご高齢の皆様には8千円加算して2万円が支給され、ご夫婦と子ども2人の世帯で6万4千円、高齢者2人世帯で4万円が支給されるものです。茨城県内では450億円、日立市でも30億円が支給されます。
○その目的は二つあります。一つは、所得が伸びない中で特に生活関連の物価高のあおりを受けている生活を支援すること。もう一つは、定額給付金をきっかけに個人消費を喚起し、景気を下支えしていくことです。定額給付金は、もともと公明党が主張した定額減税から出発しました。しかし、減税だけでは所得税を納めていない低所得の方々は対象外となってしまい、まったく恩恵を受けないことになります。そこで、最終的に減税の恩恵を受けない課税最低限以下(低所得世帯)の方も給付の対象とし、公平に行き渡らせることができるように定額給付金としたものです。
参考写真○定額給付金として皆様にお渡しするお金は、国民の皆様からいただいた税金の一部であり、それを国民の皆様に戻すのですから、定額給付金は「還付金」であり、給付つき定額減税なのです。ですから、しっかりと受け取っていただき、生活の支えとして使っていただきたいのです。
○ところが、野党の悪質な言動やマスコミの偏った報道によって、定額給付金はバラマキだなどと言われ無き批判を受け誤解されてまいりました。しかし、定額給付金は、給付つき税額控除(減税)を先取りしたものであり、この方式は米国やドイツ、フランス、イギリス、カナダやオランダなどの諸外国では既に導入されています。
○専門家が「不景気の時に政府が財政出動や減税により景気を刺激するのは経済学の基本」と指摘する通り、定額給付金制度は世界の常識であり、民主党をはじめとする野党各党が定額給付金に反対するなど全くの見当違いです。
○日立市では、3月23日以降、皆様のお手元に定額給付金の申請書が郵送されてきます。その申請書に、お名前、ご住所などをご記入いただき、印鑑を押していただきます。また、給付金を振り込む銀行やその口座名、口座番号を間違いの無いよう記入して市役所に返送していただきます。その際、本人の身分を証明するために免許証や健康保険証のコピーと銀行(または郵便局)の通帳のコピーを忘れずに同封してください。直接、市役所や支所に持参していただいても結構です。
○申請書が市に届くと、市は本人確認、口座確認をして定額給付金を指定の銀行に振り込みます。金融機関が年度の切り替えのため繁忙期に当たることや、件数が非常に多くなるために、金融機関での処理に10日から2週間程度掛かると言われています。したがって、申請書を早く提出していただくと、4月の中旬には給付金がお手元に届く予定です。
○振りこめ詐欺などの被害にあうことの無いように注意し、あわてずに申請してください。そして、できれば、わが日立市内の商店街でお使い頂ければ地域振興にも役立つことになります。
○政治は、庶民の心が分からなければ政治ではありません。私たち公明党は、国と地方が一体となったネットワーク政党として、今こそ政治が立ち上がり、日本に希望をもたらすために政策を立案し、結果を出してまいります。
○これからも公明党は、未曾有の経済危機の克服に全力で取り組み、日本の未来を断固として切り開いてまいります。今後とも公明党への絶大なるご支援を何とぞよろしくお願い申し上げます。