参考写真 久しぶりの好天に恵まれた4月5日、「日本一の花桃の里」といわれる古河市の古河総合公園を訪れました。
 利根川河川敷に隣接するこの公園には、2000本の花桃と菜の花、桜、柳とのうす緑と、まさに「桃源郷」といった風情。江戸時代初期、古河城主土井利勝が、江戸で家臣の子供たちに桃の種を拾い集めさせ、古河に送って農民に育てさせたのが始まりとされています。領地では、燃料となる薪が乏しかったので、成長が早く、果実が食料となる桃が選ばれました。明治時代には、花見シーズンに臨時列車が運行されるほど賑わいだったといいます。
 今日5日は、「古河桃まつり」の最終日、花桃は満開を過ぎていましたが、菜の花や鯉のぼりがその分華やかさを演出してくれていました。