参考写真 5月30日、日本ALS協会茨城支部の平成21年度第13回総会が、小美玉市の四季健康館で開催されました。
 ALS(筋萎縮性側索硬化症)は神経性の難病で、現在のところ根本的な治療法はありません。県内には150人程度の患者がおり、茨城支部では患者や家族の療養支援や啓発広報活動を活発に行っています。井手よしひろ県議は、茨城支部設立から一貫して、活動をバックアップしています。
 総会では海野佶会長の挨拶、井手県議の来賓挨拶の後、決算・予算、新年度の事業計画などが提案、承認されました。
 総会に引き続き、鉾田市の新堀浩さんと守谷市の土居賢真さんが「自分らしく生きる」とのテーマで講演を行いました。パワーポイントを使ったスライドを使いながら、ALS発症前の姿や発症後もエネルギッシュに活動する姿が報告されました。「患者はまがままでいい」との励ましの言葉で、介護や医療の関係者や地域のボランティアに支えられながら様々なことに挑戦する姿勢には感動を覚えました。
 ALS協会の全国会長である橋本操氏も、総会に駆け付け、元気な姿で参加者を励ましていました。