井手よしひろ県議が強く求めてきた小木津海岸と助川・会瀬海岸(旭町海岸)の護岸改修工事が、平成21年度の予算で認められ、着工されることになりました。6月2日に井手県議が、高萩工事事務所で行った事業説明の中で明らかになりました。
 小木津海岸(日立市小木津町5丁目)の護岸堤の改修工事は、昨年度までに市道(しおさい道路)に面する区間の護岸改修が完成し、残されていた人家に面する420メートル区間の改修が実現します。この海岸は、日常的な波の飛沫による被害や老朽化に伴う護岸の損傷が著しく、一刻も早い護岸改修が要望されていました。既存の堤防を約50センチ増強し、高さも1メートルほど高くします。
参考写真 6月17日、地域住民に説明会が開催され、今年度内の完成を目指して工事が進められます。
 一方、助川・会瀬海岸(日立市旭町1丁目)の護岸改修工事は、今年度から3カ年計画でスタートすることになりました。国道6号日立バイパスに面するこの海岸は、波による砂浜の後退が著しく、荒天時には波が堤防上の管理道路を乗り越えて、民家に押し寄せる被害が起きています。
参考写真 工事内容は、既存の堤防を約55センチ厚くし、高さも1.7メートルに嵩上げします。全長852メートルの区間を3工区に分け、今年度は、一番南の1工区(339メートル)を施工します。2工区(513メートル)は平成22〜23年度施工する予定です。2工区は北側から工事を行う予定です。住民への説明会は、6月中に予定されています。