参考写真 7月19日と20日の2日間、日本サーフィン連盟(NSA)主催の「ジュニアオープン選手権大会(第17回)」と「マスターズオープン選手権大会(第6回)」が、日立市内の河原子北浜スポーツ広場で開催されます。
 19日は、午前8時よりNSA山口靖理事長、地元日立市の樫村千秋市長らを迎えて開会式が行われ、予選ラウンドが行われました。井手よしひろ県議も、歓迎の挨拶を述べました。
 この日参加した選手は、ジュニアが122人、シニアが60人の合計182人。全国から選手やその関係者が集まり、河原子海岸は終日華やかな雰囲気に包まれていました。
 この大会は、地元のサーファーが作る日立サーフィン連盟の皆さんの懸命の誘致運動が実り、県内では数十年ぶりの開催となったものです。
 河原子北浜スポーツ広場は、2007年9月にオープンした市営の運動公園。南北に約1.3キロの海岸線に沿った公園は、約7万3000平方メートルの広さがあり、海水浴場に近い南側の地域は200台収容の駐車場が設置されています。隣接してコンクリート舗装のスケートボードやインラインスケート、BMXなどを楽しむニュースポーツ広場(約1000平方メートル)が整備されています。ターゲットバードゴルフ広場(約9000平方メートル)やドッグラン(約4200平方メートル)も整備され、市民の交流の場として、憩いの場として親しまれています。
参考写真 この北浜海岸は、サーフィンの絶好のスポットとしても知られ、シャワーや脱衣場なども整備されたために、一年中多くのサーファーが訪れています。
 日立市への交流人口を増やし、観光振興やまちづくりにもつなげようと、サーフィンの全国大会を誘致しようとする取り組みが続けられてきました。今回、初のジュニアとマスターズの選手権大会の誘致につながり、サーフィン関係者だけではなく、地元観光協会、青年会議所、市当局も含めて、大会の大成功に万全の体制でサポートしています。
 交通整理に当たっていた地元のボランティアの方は、「河原子海岸のすばらしさが全国に伝わってほしい」「若い皆さんに日立の良さ、河原子の良さを分かっていただけるよう頑張りたい」などと語っていました。
 大会誘致に奔走した日立サーフィン連盟の井上凡時さんは、「今年のジュニア大会を是非とも大成功させて、来年は日本選手権を誘致したいと思います。サーフィンと街おこしをリードしてくれた、亡くなった大先輩、杉山大一郎さんに報告するためにも、絶対に成功させます」と、決意を語ってくださいました。
(写真上:開会式後にNSA山口靖理事長らと記念撮影、写真下:河原子北浜スポーツ広場の当日の賑わい=ミズキサーフのホームページより転載させていただきました)
参考:日本サーフィン連盟(NSA)HP
参考:ミズキサーフのホームページ